アオツヅラフジ

アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)[青葛藤]

名のアオは若枝が緑色であることから。ツヅラはつる植物で作った籠のこと。別名カミエビという。
山野の林縁や道端に生えるつる性で雌雄異株の落葉木本。撮影地の八戸市では海岸の岩場の上をはって伸びていた。
つる(茎)や葉の両面、葉柄に淡黄褐色の短毛がある。つるは他の植物に絡みついてよじ登る。本年枝は緑色で古くなると褐色になる。
葉は互生し質は厚く、長さ3-12cm、幅2-10cmの広卵形~三角状卵形でしばしば3浅裂する。葉の形は変化がある。縁は全縁で基部は心形~円形、先は円い。葉柄は1-3cm。
葉腋と枝の先端に小型の円錐花序を出し、黄白色の小さな花をつける。花弁と萼片は6個で花弁の先は2裂して裂片の先はとがる。萼片のうち外側の3個は小さい。雄花は雄しべが6個ある。雌花は6個の柱頭と6個の仮雄しべがある。
果実は直径6-8mmの球形の核果で、9-11月に黒色に熟すが、白粉を帯びて藍色に見える。核は渦巻き形で直径5mmほど。
つるは丈夫なので籠づくりに使われる。
別属のツヅラフジはアオツヅラフジより葉が大きく、雄花序は長さ8-20cmの円錐状で大きい。雄しべは9-12個。核果は直径5mmほどの扁球形。
花期:7-8月
分布:北(渡島半島)・本・四・九・沖
撮影:2006.8.6 青森県八戸市
アオツヅラフジの花
アオツヅラフジの雄花 2006.8.6 青森県八戸市

アオツヅラフジの果実
アオツヅラフジの果実(核果) 2016.11.17 神奈川県横須賀市



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