アシタバ

アシタバ(セリ科)[明日葉]

名は、再生力が強く、やや大げさであるが葉を摘み取っても翌日に新しい葉が出るということからついたもの。分布が限られているのによく知られているのは、栽培品が店頭に並び、山菜(野菜)として人気があるからで、苗や種も全国に出回っている。新芽は香りと苦味があっておいしいのでさまざまな料理に使われる。また、利尿・緩下作用、牛の乳の出を良くする作用があるといわれる。
海岸の岩場や草地に生える多年草で、上部は枝を分け、高さ0.5-1.2mになる。茎や葉を切ると粘る鮮黄色の汁がしみ出る。
葉は質が厚く軟らかでやや光沢があり、1-2回3出羽状複葉で基部は広い鞘状。小葉は広卵形で不揃いの粗い鋸歯があり先はとがる。葉柄の基部が淡色で袋状の鞘になる。茎の上部では葉身は退化して鞘だけになる。
枝先に複散形花序を出す。大花柄は10-30個あり、小花柄には20-40個の小花がつく。大花柄の基部に総苞片はなく、小花柄の基部に広線形の小総苞片が数個ある。小花は淡黄緑色で、花弁は5個あり内側に曲がる。萼歯片はない。
果実は扁平で長楕円形の分果で両翼は狭い。
ハマウドはアシタバと同じところに生えるが食毒不明。花期は春で花が白色、茎を切ると出る汁は淡黄白色。
花期:8-12月
分布:本(房総半島~紀伊半島)・伊豆七島・小笠原
撮影:2016.10.7 神奈川県横須賀市
アシタバの花序
 2015.10.13 神奈川県藤沢市

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