エチゴトラノオ

エチゴトラノオ(オオバコ科)[越後虎の尾]

海岸の日当りのよい草原に生え、高さ0.5-1mになる多年草。青森県では日本海側のごく限られた地域のみに生える希少な植物。葉がやや厚く無毛で、表面につやがあることで近縁種と区別されている。
茎は円形で軟毛が生え、直立する。
葉は対生し、やや肉質で硬く、両面とも無毛で光沢がある。長さ5-12cmの倒披針形で不揃いの低く鋭い鋸歯があり、先端は鋭くとがり、基部は広いくさび形~切形。葉柄は無毛で長い。葉腋に小さな托葉がある。
茎の先に総状花序をつくり、淡青紫色の花を密につけ、下から咲き上がる。花柄に屈毛がある。花冠は長さ幅とも5-8mmで4深裂し、2個の雄しべが花冠の外に突き出てよく目立つ。花糸、花柱は淡青紫色。萼片は4個で卵形、無毛。花の色は変化がある。
果実は直径4mmほどの球形の蒴果。種子は長さ1mmの楕円形。
佐渡島には葉の両面に短毛がやや密に生えるものがあり、シラゲエチゴトラノオという。
花期:7-9月
分布:本(北陸~東北地方北部)
撮影:2009.7.26 青森県西部
エチゴトラノオの花
エチゴトラノオの花。


葉は無毛で表面に光沢があるのが特徴。この株は、葉が3個輪生状についている。

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