ガガブタ

ガガブタ(ミツガシワ科)[鏡蓋・金銀蓮花]

定説はないが、名の「ガガ」は鏡の転で、水面を被うように浮いている光沢のある葉を鏡のふたにたとえたものか。
池や沼の浅いところに群生する水生の多年草で、茎は細くて長く、水底の泥中にひげ状の根を下ろす。準絶滅危惧(NT)。
葉は1-3個で水面に浮かび、直径7-20cmの卵状円形で全縁、基部は心形。表面は濃い緑色でつやがあり、裏面は紫色を帯びることが多い。葉柄は長さ1-2cmで基部はやや耳状に広がり花序の基部を抱く。
葉腋から長さ4-9cmの花柄を多数出し、直径1.5-2cmの中心部が黄色い白色花をつける。一日花で朝早く開いて午後にしぼむ。花冠は5深裂し、内面と縁に白く長い毛を密生する。萼は5深裂し、萼片は長さ4-6mmの広披針形。雄しべは5個で花冠の基部につき花冠裂片と互生し花糸は短い。柱頭は2個。株により長花柱花と短花柱花がある。
果実は長さ3-5mmの楕円形の蒴果だが、長花柱花と短花柱花の両方の株が混生していないと結実しない。種子は長さ0.8mmの広楕円形で光沢がある。
花期:7-9月
分布:本・四・九
撮影:2004.8.22 宮城県北部
ガガブタ-2
花冠は5裂し、裂片の内面と縁に長い白毛が密生する。この花は長花柱花。


葉柄の基部から花柄を束生する。

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