ギンリョウソウモドキ

ギンリョウソウモドキ(ツツジ科)[銀竜草擬]

ギンリョウソウに似ているのでこの名がある。晩夏~秋に開花するので別名アキノギンリョウソウという。ギンリョウソウとは別属でシャクジョウソウ属の植物。
山地の薄暗い林内に生える菌従属栄養植物(菌寄生植物)。茎はくすんだ白色の円柱状で、分岐せずに高さ10-30cmになる。乾くと黒くなる。
葉は退化してやや肉質の鱗片状となり、長さ1-2cm、幅5-8mmの卵状長楕円形で先に不規則な歯牙がある。
花は茎頂に1個だけ下向きにつく。花は長さ1.5-2.5cmの筒状鐘形。花弁、萼片とも3-5個あり、内面に軟毛が生え、外面には密着した短毛が密生する。花弁は長さ1.5-2cmの長楕円形で先が広がりその縁に不規則な歯牙がある。萼片は卵状楕円形~披針状長楕円形で上部の縁に不規則な歯牙がある。葯は平行する2室からなり、横に裂け目ができて花粉を出す。花柱は太くて短く、長さ2-3mm。上端は広がって柱頭となり、黄褐色。花後に花弁、萼片とも脱落する。
果実は長さ1-1.5cmの球形~球状楕円形の蒴果で上向きにつく。裂開したあと、立ち枯れた姿のまま越冬する。
よく似て別属のギンリョウソウも1個だけ花をつけるが花期は初夏~夏で果実は液果。
同属のシャクジョウソウは、全体が淡黄褐色で総状に4-10個の花を初夏~夏につける。
花期:8-9月
分布:北・本・四・九
撮影:2010.9.27 青森市

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