ハッカ

ハッカ(シソ科)[薄荷]

水田のあぜなどの湿ったところに生える多年草で、葉のつけ根に多数の小さな花が球状に固まってつく。シソ科の仲間には、同じように葉のつけ根に花を多くつけるものが多いが、葉をもんでみれば区別はつく。メントールの爽やかな芳香があればそれはハッカである。昔から香料として利用され、また薬用としても胃もたれや食欲不振に用いられてきた。目が疲れたときに、葉をもんでまぶたに当てて目薬代わりにしたので、メグサ〈目草〉ともいわれる。欧州原産のペパーミント(セイヨウハッカ)は同様に清涼感が強く、スペアミントは清涼感は弱いが甘い香りが特徴。
なお、十和田湖の南岸を登ったところに「発荷峠(はっかとうげ)」という湖を一望できる展望所がある。その地名の由来として「かつてハッカが咲き乱れていたから」というありがちな説があるが、峠にハッカの生育適地はなく、元々ハッカが生えていたとはとても納得できる説明ではない。思うに、先住民の何らかのことば(何を意味するかはわからないが…)に由来していると考えられる。
花期:8-10月
分布:北・本・四・九
撮影:2005.9.23 青森県八戸市

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