>ハコベ(ミドリハコベ・コハコベ)

ハコベ(ナデシコ科)[繁縷]

世界中に分布し、日本でもいたるところに生える1~2年草。
在来種はミドリハコベといい、通常、茎は緑色で花弁と萼片はほぼ同長、雄しべは8-10個。帰化種(史前帰化植物とも明治時代に帰化ともいわれる)はコハコベといい、茎が赤紫色を帯びることが多く、また花弁は萼片より短く、雄しべは1-5本という違いがある。
その他、種子の形や突起に違いがあるらしい。しかし、どちらともつかない中間的な形態のものも多く、またどちらも別名「ハコベ」ともいうので、一般的には区別せずに「ハコベ」とよんでかまわないと思う。
よく似ているウシハコベは全体に大きく、高さ20-50cmになり、雌しべの花柱が5個ある(ハコベは3個)ことで見分けることができる。
ハコベは昔から春の七草の一つとして昔から七種粥に入れるなどして食べられてきた。どんなものかと試しにお浸しにして食べてみたことがあるが、青臭くほこりっぽい味がしておいしいとは思えなかった。しかし、小鳥やひよこにはこれがご馳走なようで、日本だけでなく海外でも餌として利用されてきた。
花期:3-9月
分布:日本全土
撮影:2006.4.29 山形県遊佐町

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