ハマハコベ

ハマハコベ(ナデシコ科)[浜繁縷]

名はハコベに似て浜に生えることからついたもの。
海岸の砂礫地に生える無毛の多年草で、地下茎は長く、茎はよく分枝して横にはって大きな集団をつくり、上向きの枝を出し、高さは20-30cmになる。
葉は黄緑色で顕著な十字形に対生し、対生した葉の基部は互いに合生して短い筒状になる。長さ1.5-4cm、幅0.5-2cmの長楕円形で全縁、先は鋭くとがり、厚く光沢があり、托葉はない。離れていても葉の色でその存在がわかる。
枝先の葉腋から長さ0.7-1cmの花柄を出して直径1cmほどの白い花を1個ずつつける。両性花をつける株と雄花をつける株とがある。萼片は普通5個まれに4個、長さ4-7mmの卵形~卵状披針形で先は鈍い。花弁は倒卵形で萼片より小さく、萼片と同数で全縁。雄しべは10個。子房は1室で花柱は3個で柱頭は花柱の内側に沿ってつく。
果実は直径7-9mmの球形の蒴果。蒴果は肉質、多汁な液果状で3裂する。種子は赤褐色で多数あり、長さ3-4mmの卵形で表面は滑らか。
花期:6-9月
分布:北・本(石川県・岩手県以北)
撮影:2004.6.13 青森県三厩村
ハマハコベ-2
岩礫中を横にはって伸び、大きな集団になる。


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