ハマウド

ハマウド(セリ科)[浜独活]

名は、葉がウドに似ていて浜辺に生えるのでついたもの。別名オニウドという。
海岸の日当たりのよいところに生える大型の多年草で、茎は直立し、普通暗紫色を帯びて太く、上部で分枝して高さ1-2mになる。茎を切ると淡黄白色の汁を出す。
根生葉と下部の葉は長い柄があり、1-2回3出複葉。上部の葉は小さく、無柄。厚くて強い光沢があり、小葉は長さ5-10cmの卵状楕円形で縁に細鋸歯があり、葉柄の下部または全部が薄くて多少膨れて鞘状に茎を包む。
茎頂に直径20cmになる大型の複散形花序を出し、多数の白色の小花をつける。花序全体に淡緑色に見える。大散形花序は20-40個の枝があり、総苞片はない。小散形花序は20-40個の花が集まって咲き、小総苞片が6-8個つく。萼歯片は小さい。花弁と雄しべは5個。
分果は長さ0.8-1cmの扁平な広楕円形で両端がへこみ縁に広い翼があり、軍配のように見える。
同じようなところに生えるアシタバは、花期が8-10月なので間違うことはないが、花の色は淡黄色で茎や葉を切ると濃黄色の汁を出す。葉に光沢はない。アシタバは人気の野菜だがハマウドは食用にしない。
花期:4-6月
分布:本(関東以西)・四・九・沖
撮影:2016.6.8 神奈川県横須賀市
ハマウド-2
花弁と雄しべは5個。 2016.6.8 神奈川県横須賀市

ハマウド-3
葉柄は膨れて基部は茎を包む。 2016.5.31 神奈川県横須賀市

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