ヒメカイウ

ヒメカイウ(サトイモ科)[姫海芋]

ミズバショウを貧弱にしたような印象の植物だが別属のヒメカイウ属。山野の水湿地に生える多年草で、直径1-2cmの太い根茎が横にはい、節から多数の根を出す。葉柄は長さ10-25cmで葉柄鞘部の上端に長さ3-5cmの膜質の葉舌がある。葉は心形で全縁、長さ、幅が7-15cm。仏炎苞は白色で筒部がなく、長さ4-6cmの広卵形~広楕円形。花序は有柄で、長さ1.5-3cm、花被がなく、緑色の雌しべと黄色の雄しべからなる両性花。果実はほぼ球形の液果で赤く熟し、果期にも仏炎苞は脱落せずに残っている。ミズバショウはどこでも普通に見ることができるが、本種は見つけることはかなり困難で、準絶滅危惧(NT)とされている。別名ミズザゼンミズイモという。
花期:6-7月
分布:北・本(北部・中部)
撮影:2001.6.3 青森県

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