ホコガタアカザ

ホコガタアカザ(ヒユ科)[矛形藜]

ヨーロッパ原産で1945年に東京都で気づかれた帰化植物。高さ20-80cmになる1年草で、海岸のほか市街地の空き地にも生える。生態系被害防止外来種リスト掲載種。
茎はよく分枝し、下方の枝はほぼ直角に出て地面に広がる。
若い茎や葉は白色球状の微突起に被われる。葉は柄があり、下部の葉は対生し、正3角形で基部は左右に矛形に張り出し、上部の葉は互生し、細長い3角形で浅い波形の鋸歯がある。
花は単性で花序に雄花と雌花が混在する。雄花は苞葉がなく、緑色で一部が赤い花被片5個と雄しべ5個からなり、雌花は花被はなく、1個の雌しべが2個の苞葉に包まれる。苞葉は3角形で花後も残存し、果期に肥大して長さ3-5mmの卵状3角形となり、1個の胞果を包む。
胞果は扁球形で膜状の果皮中に1個の種子を含む。
同じようなところに生えるハマアカザは葉が全て互生し、下部の葉は3角状卵形~披針形で上部の葉は狭披針形で全縁となることで区別できる。
花期:8-11月
分布:帰化植物
撮影:2016.8.4 神奈川県横須賀市
ホコガタアカザ-2
葉は3角形。 2006.7.9 秋田県男鹿市


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