フクジュソウ

フクジュソウ(キンポウゲ科)[福寿草]

明るい林内に生える早春を代表する花で、直径4cmほどの花は朝日が当たると開き、太陽を追いかけ、日が陰ると閉じる。パラボラアンテナのように開いた花は光沢があり、太陽から受けた光を花の中心に効率よく集め、温度を上げる。花の中心の温度は外気温より10℃ほども高くなるという。蜜を持たないフクジュソウが、虫の少ない寒い時期に虫を誘い込む絶妙な仕掛けである。というより、この仕掛けによって蜜が不要となったのかもしれない。花の盛りを過ぎると葉を広げ、金平糖のような実をつける。正月に鉢植えで飾られるものは秋に加温栽培したもの。絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種であったが現在は無指定。なお、フクジュソウは、日本ではただ1種のみとされてきたが、近年、染色体数と外部形態の比較・再検討が行われ、現在ではフクジュソウのほかに、ミチノクフクジュソウ、キタミフクジュソウ、シコクフクジュソウの3種が加えられている。
花期:3-4月
分布:北・本・四・九
撮影:2005.4.14 青森県五戸町
フクジュソウ-2
2009.4.12 岩手県久慈市

フクジュソウ-3
2009.4.12 岩手県久慈市

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