フチゲオオバキスミレ

フチゲオオバキスミレ(スミレ科)[縁毛大葉黄菫]

オオバキスミレの変種で、葉の縁や裏面の脈上に毛があるものをいう。根茎はまっすぐ下に伸びる。オオバキスミレのように群生することはなく、数株ずつまばらに生える。主に閉鎖花を出して種子を散布して繁殖する。
葉は厚く光沢があり、縁と裏面脈上に毛があるが、毛の多少は変異がある。上部の茎葉は下部の葉よりも細長い。蕾は濃紅紫色。開花後の花弁の裏側も紅紫色を帯びるのが大きな特徴で、葉の縁の毛の有無よりも簡単に確認できる。
最初にこの株を撮影しようとしたときは、場所が海に近い道路沿いところだったので、何でこんな所にぽつんとオオバキスミレが生えているのだろうと不思議に思ったが、花弁の裏側を見て納得した。別の場所では海食崖の上の松林の下にあった。
花期:5月
分布:北(南部)・本(青森・岩手・宮城県)
撮影:1999.5.8 岩手県北部
フチゲオオバキスミレ-2
花弁の裏面は紅紫色を帯びる。 2002.5.12 岩手県中部

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