イヌヨモギ

イヌヨモギ(キク科)[犬蓬]

名はヨモギに似ているが食用にならないことからついたもの。
やや乾いた山野に生える多年草で、高さ30-80cmになる。地下茎は長く伸びない。
栄養茎(花をつけない茎)は低く、先端にロゼット状にさじ形の葉をつける。ロゼットの葉は長さ3-10cm、幅1.5-4cmの広いさじ形。縁に大きな鋸歯があり、先は円く基部はくさび形で柄に流れる。表面は微毛があり、裏面は淡緑色で絹毛と腺点がある。
茎の上部の葉腋から枝を出して、直径3mmほどの球形の頭花を多数下向きにつける。花は風媒花。花茎の下部の葉は花時には枯れ、中部の葉は長さ3-8cmの倒卵形~さじ形で大きな鋸歯がある。
頭花は幅3-3.5mmの球形で全て筒状花からなり、周りは雌性花、中は両性花。総苞片は3-4列、外片は短く長さ1mmの広卵形。中片と内片の縁は広く透明な膜質。花柱の枝の先は鋭くとがる。
果実は長さ2mmのやや扁平な狭倒卵形の痩果で無毛。
花期:8-10月
分布:北・本・四・九
撮影:2004.9.26 岩手県種市町


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