イシミカワ

イシミカワ(タデ科)

名は石膠(いしにかわ)の転、石のような実と皮の意、大阪府河内長野市石見川の地名からなどの説があるが不明。
日当たりのよい湿った草地、河原、湖岸などに生えるつる性の1年草で、茎はよく分枝し、無毛で鋭い下向きの刺をもち、他のものに絡んで1-2m伸びる。
葉は長い柄があって互生し、緑白色で薄く全縁、長さ2-4cm、幅3-5cmの3角形で先は鈍い。葉柄は下向きの刺があって葉の裏面基部寄りに楯状につく。付け根に上部が皿状の托葉鞘があり、鞘部は短く上部は直径1-3cmの円い葉状で平開し、茎はその中央を貫く。
茎頂や葉腋から長さ1-2cmの短い総状花序を出し、10-20個の全く目立たない花が固まってつく。花は小花柄は長さ約1.5mm、花被は緑白色で長さ3-4mm、5中裂してほとんど開かず、裂片は広楕円形。雄しべは8個。花後に残存花被が肉質となり、緑白色から紅紫色、藍色に変化して痩果を包む。痩果は直径2-3mmのほぼ球形、黒色で光沢がある。
薬用には全草を秋に採取して日干ししたものを下痢、利尿、解熱、解毒に用いる。
ママコノシリヌグイは托葉鞘の先は幅1cm以下の皿状。花被は白色で先が紅色。
花期:7-10月
分布:日本全土
撮影:2006.9.23 青森県六ヶ所村
イシミカワの果実
花後に花被が肉質となって緑白色~紅紫色~藍色に変化し、痩果を包む。 2019.6.14 神奈川県藤沢市

イシミカワの葉
葉は3角形で茎の基部寄りに楯状につく。 2019.6.14 神奈川県藤沢市

イシミカワの托葉鞘
托葉鞘の上部は円形で茎はその中心を貫く。 2019.6.14 神奈川県藤沢市

ママコノシリヌグイに戻る


検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。