イワギク

イワギク(キク科)[岩菊]

山地や海岸の岩場・礫地に生える多年草で、石灰岩地などに隔離的に分布する。茎は細く高さ10-60cmになる。葉は光沢があり、長い柄があって互生し、広卵形で通常2回羽状に深裂または全裂するが、切れ込みのごく浅いものもあり、地方によって変化が大きい。撮影した岩手県に分布しているものは葉の切れ込みが浅く、形態的にはコハマギクや長崎県や鹿児島県に分布するチョウセンノギクによく似ているが、九州産のものは染色体が6倍体であるのに対し、岩手県産のものは8倍体だという。北海道のピレオギク、エゾノソナレギク、九州のチョウセンノギクも広義のイワギクとする考え方もあり、分類学的には更なる検討が必要なようだ。絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
花期:7-11月
分布:北・本・四・九
撮影:2006.10.9 岩手県北部
岩手県産イワギクの葉
岩手県産のイワギクは葉の切れ込みは浅い。 コハマギクやチョウセンノギクに近い 2005.11.3 岩手県北部

コハマギクに戻る


検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。