カキドオシ

カキドオシ(シソ科)[垣通し]

春に日が当たり、夏には日陰となるような野原や道端などに生える多年草で、珍しくもないものだが、華やかに咲くさまは並の雑草にはない気品がある。花はシソ科だと一目でわかる唇形花で、下唇に紅紫色の斑紋がある。茎は花時には直立しているが、花が終わると倒れ、つる状なって地をはって伸び、節から根を出して広がる。繁殖力が強く、垣根を通り越すほど伸びることがこの名の由来。特有の芳香があるが、中には悪臭と感じる人もいるようだ。民間薬として子供の疳〈かん〉を治めるのに使ったことからカントリソウの別名がある。また結石にも効能がある。
花期:3-5月
分布:日本全土
撮影:2004.5.2 埼玉県都幾川村
カキドオシ 花色の濃いもの
花色の濃いもの 2009.4.6 東京都奥多摩町


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