カニクサ

カニクサ(カニクサ科)[蟹草]

名は、このつるでカニを釣って遊んだことからついたといわれる。
他の草木に絡みついて伸びるつる性のシダ植物で、庭先や石垣、林縁などでごく普通に見られる。横浜市内でも、郊外の住宅地や公園でほぼ雑草状態で生えている。
茎は地下にあり、画像の右に見える針金状のものが葉軸で、小葉に当たる羽片が互生して1個の葉を形成し、長さは1.5-2mに達する巨大さである。1個の葉といっても無限に伸びるので、その性質は顕花植物の茎が伸びるつると同じといってよい。羽片は基部で2つに分かれ、さらに3-5裂する。胞子嚢は先端の小さな羽片の縁に2列に並んでつく。
別名ツルシノブという。乾燥したものは、漢方で海金砂<かいきんしゃ>といい、淋病、膀胱結石に用いる。日本ではほかにナガバカニクサとイリオモテシャミセンヅルがカニクサ科に分類されている。
分布:本(福島県以南)・四・九
撮影:2014.11.30 横浜市中区


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