カラムシ

カラムシ(イラクサ科)[茎蒸・苧麻]

名は茎(幹<から>)を蒸して皮をはぎ、繊維をとったことから。別名クサマオという。
人里に近い路傍や林縁に生え、茎は木質化して高さ1-2mになる雌雄同株の多年草。
葉は互生し、広卵形で縁に鈍鋸歯があり先は尾状にとがる。表面はざらつき、裏面は綿毛が生えて白い。
茎の上部の葉腋に雌花序、下部の葉腋に雄花序をつける。
葉の裏面に綿毛がないものをアオカラムシという。葉裏を確認しなかったが、画像の個体はわずかに見えている葉裏からするとアオカラムシかもしれない。
茎からとった繊維を精製した糸で布を織り、小千谷縮、越後上布、薩摩上布、奈良晒などに利用される。大型のナンバンカラムシや中国や東南アジア等で栽培されているラミーは、強靭で水に強いのでロープ、網、ホースなどにも加工される。
花期:7-9月
分布:本・四・九・沖
撮影:2006.9.15 東京都八王子市

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