カシワ

カシワ(ブナ科)[槲・柏]

海岸や山地に生える雌雄同株の落葉高木で、海岸に生えるものは高さ2-3m程度のものが多いが、山地では高さ10-15mになる。樹皮は縦に深く裂ける。葉は互生し、倒卵形で縁に粗い波状の鋸歯がある。葉は秋に枯れた後も完全に落葉せず、翌年新芽が伸びるころまで残る。葉の展開と同時に新枝の下部からひも状の雄花が垂れ下がり、新枝の葉腋に雌花がつく。花時の姿はミズナラとよく似る。果実(どんぐり)は卵球形の堅果で半分が殻斗に包まれる。葉は柏餅に使われ、樹皮に多く含まれるタンニンは染色や鞣皮に使われる。名は、大きな葉を食べ物を盛るのに多く用いたことから、炊葉(カシキハ)が転じたものというが諸説ある。カシワに限らず、昔は食べ物を盛る葉を全てカシワといったようで、特にこの木が多く用いられたということであろう。
花期:5-6月
分布:北・本・四・九
撮影:2005.10.2 秋田県能代市

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