カワラノギク

カワラノギク(キク科)[河原野菊]

多摩川や相模川などの中流~下流域の丸い石が多い河原に生育する多年草で、上部で分枝して高さ30-80cmになる。発芽してから数年はロゼット状態で生きているが、一度開花結実すると枯れてしまう一稔生植物。
数年に一度あるいは年に数回冠水するような河原に生えるが、治水対策が進み、河原が冠水しなくなったので急激に数を減らしている。真偽はわからないが、この撮影地では現在(2015年)は野生絶滅したらしいという話も聞こえてくる。環境省第4次レッドリスト(2012年)ではなぜか絶滅危惧ⅠB類(EN)から絶滅危惧Ⅱ類(VU)にダウンリストされた。
葉は柄がなく、線状披針形でほとんど無毛。花時には根生葉はなく、下部の葉も枯れていることが多い。
頭花は直径3-4cmで舌状花は淡紫色または白色。総苞片は草質で内片も外片もほぼ同長。
痩果の冠毛は舌状花のものも筒状花のものもともに長い。
花期:9-11月
分布:本(関東)
撮影:2006.11.22 東京都羽村市


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