ケキツネノボタン

ケキツネノボタン(キンポウゲ科)[毛狐野牡丹]

田のあぜや小川の縁などの湿ったところに生える代表的な水田雑草で、直立して高さ30-60cmになる1~2年草。茎は中空で上部でよく分枝し全体に白い開出毛が多い。
葉は1回3出複葉で、小葉はさらに3裂し、鋭い鋸歯がある。
花は直径1cmほどの5弁花。
花後に痩果が集まった金平糖のような集合果をつける。完熟した痩果の横断面の両端に鈍3稜があり、両端とも厚みがある。扁平面の縁に沿ってリング状に鈍稜がある。
よく似たキツネノボタンは、完熟した痩果の横断面は片側のみに鈍3稜があり、もう一方は1鈍稜があるかまたは両端とも1鈍稜。扁平面は一方の縁沿いのみに弧状の稜があるかまたは稜が不明瞭。
キツネノボタンとの見分け方として、従来は茎や葉の毛量や形、花柱の曲がり方などを基準として区別してきたが、これらの形質の変化は連続的で区別できないといわれる。痩果の断面の形状を確認すれば明瞭に区別できる。
花期:3-7月
分布:本・四・九・沖
撮影:2003.5.5 埼玉県吉見町

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