キヌタソウ

キヌタソウ(アカネ科)[砧草]

名は、一説に柄のついた果実を砧に見立てたものという。砧とは衣類やワラをたたいて柔らかくする木槌のこと。
山地の林下、林縁に生える多年草。茎は無毛で4稜があり、ほとんど分枝せずに直立して高さ30-50cmになる。
葉はやや質が硬く、無柄で4個が輪生(うち2個は同形の托葉)し、長さ2-8cm、幅0.8-2.5cmの卵状披針形~披針形で先は尾状に細くとがる。3本の脈が目立つ。縁と脈上に上向きの短毛がある。
茎の上部の円錐状の集散花序に多数の花をつける。花冠は白色、直径2-3mmで4裂する。雄しべは4個。萼は鐘形で裂片はほとんどない。
2個の分果は球形で無毛。
北海道に生えるエゾキヌタソウは、茎や果実が有毛。ミヤマキヌタソウは東北地方と北海道の亜高山帯に生え、高さ15-30cmと小さく、葉の先はとがるが尾状にならない。
花期:7-9月
分布:本・四・九
撮影:2014.7.28 滋賀県米原市
キヌタソウ-2
茎は4稜がある。花は直径2-3mm。


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