キツネノカミソリ

キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)[狐の剃刀]

山野の林縁などに生える多年草。ヒガンバナと同じ仲間で、春に伸びる白みを帯びた細長い葉を、狐が使うかみそりにたとえてこの名がついた。ヒガンバナと同じく夏前に葉が枯れ、花時には葉がない。葉の展開する時期は異なり、ヒガンバナが秋に葉を伸ばして葉が越冬するのに対し、本種は春に葉を伸ばす。また、ヒガンバナがお彼岸のころに咲くのに対し、本種はお盆のころに咲く。関東以西には雄しべが花の外に大きく突き出るオオキツネノカミソリも分布する。この仲間はどれも鱗茎(地下茎)に良質のでんぷんを含み、古くから食用にされてきたが、一方で有毒な物質も含み、薬としても使われてきた。
花期:8-9月
分布:本・四・九
撮影:2004.8.29 青森県八戸市
キツネノカミソリ-2
2010.8.22 岩手県陸前高田市


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