コオニタビラコ

コオニタビラコ(キク科)[小鬼田平子]

田んぼに平らに葉を広げることから単にタビラコといい、別属のオニタビラコより小さいことから「小」がついている。
春の七草のホトケノザは本種を指し、若葉は食用になる。耕起前の水田によく生えている軟らかい2年草で、高さ4-20cmになる。古い時代に渡来したいわゆる史前帰化植物と考えられている。
茎は初め軟毛があるがのちに無毛となる。根生葉はロゼット状に広がり、長さ4-10cm、幅1-2cmで頭大羽状に深裂する。春の七草でいう「ホトケノザ」はこのロゼットを仏像の台座に見立てたもの。茎葉は1-3個。
根生葉の間から多数の花柄を斜上して出し、花柄は少し枝を分け直径1cmほどの頭花をつける。花が終わると花柄が伸びて下向きになる。総苞は円筒形で総苞片は2列、総苞内片は5-6個、外片は鱗片状。花床は平らで鱗片はない。頭花は全て黄色の舌状花からなり、舌状花は6-10個、長さ5-6mmで先に5歯がある。
果実は長さ3-4.5mmの長楕円形の痩果。先端に長さ1-2.5mmで外曲する突起が2個、まれに4個ある。冠毛はない。
ヤブタビラコは5-7月に花が咲き、総苞内片は8個、痩果の先端に突起はない。
花期:3-5月
分布:本・四・九
撮影:2016.3.31 横浜市戸塚区
コオニタビラコ-2
葉はロゼット状に広がる。 2016.3.31 横浜市戸塚区

コオニタビラコ-3
舌状花の先に5歯がある。 2015.4.24 横浜市戸塚区

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