クサヨシ

クサヨシ(イネ科)[草葦]

名は、ヨシ(アシ)に似ているが小さくて草質であることからついたもの。
低地の日当たりのよい水辺や湿地に生え、根茎を長く伸ばして群生する多年草で、高さ0.7-2mになる。
葉は粉緑色で長さ20-30cm、幅0.8-1.5cmの線形で軟らかくてざらつく。葉舌は高さ2-3mm。
茎の先に長さ10-20cmの披針形の花序を出し、花時に枝を開いて円錐状になる。花序は密に白緑色の小穂を多数つける。小穂は長さ4-5mmの扁平な卵形で両性の1個の小花(第3小花)からなる。小花の基部に第1小花と第2小花が退化した鱗片状の護穎が痕跡として2個ある。苞穎は乾膜質で長さ4-5mmの広披針形、2個同形で内折して光沢がある小花を包み、鋭い竜骨がある。護穎は長さ3-3.5mmの卵形で白い伏毛がある。
果期には小穂は淡褐色となり、花序は円錐状から再び披針形に戻る。
葉に白斑のあるものをシマヨシといい、ときに栽培される。カナリークサヨシは花序は長さ3-5cmの狭卵形。
花期:5-7月
分布:北・本・四・九
撮影:2001.6.24 青森県三沢市
クサヨシ-2
2018.5.18 神奈川県三浦市


検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。