マメカミツレ

マメカミツレ(キク科)[豆加密列]

名はカミツレ(カモミール)に感じが似ていて小さいことからついた。カミツレの名は、オランダ語のkamilleに加密列、加密爾列などの字を当てたものを誤読したことによる。
オーストラリア原産の帰化植物で1939年(昭和14年)に神戸市で採集され、1941年に命名されたが、それ以前の1935年に明石市で採集された標本がある。暖地の市街地の道端や植え込みの隙間などに生える1年草。細い茎に長い軟毛が密生し、下部は地をはい、上部で斜上して高さ3-10cmになる。
葉は互生し、楕円形で2回羽状に深~全裂し、終裂片は線形~線状披針形で幅は1mmほどで先はとがり、長い軟毛が散生する。
枝先に淡黄色で直径4-7mmの頭花を上向きに1個つける。花柄は5-8cm。総苞片は1-3列に並び、長さ1.5mmの広長楕円形で先は円形~切形、中央部は緑色、縁は白色で薄い膜質。頭花は中心に両性の筒状花があり、周辺に雌性の花が並ぶ。両性花は黄白色で花冠の先は4裂する。雌性花は緑色で花冠はなく、裸出した雌しべのみからなる。花柱は2裂する。
痩果は雌性花のものは翼があり、長さ1-1.2㎜と大きく、表面に腺毛があり先端に花柱が残存する。両性花のものは長さ0.8-1㎜で翼はない。冠毛はない。
花期:ほぼ1年中
分布:帰化植物
撮影:2019.3.7 横浜市南区
マメカミツレ-2
茎は長い毛が生える。総苞は筒状花より大きい。 2019.3.15 横浜市南区


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