マルバアサガオ

マルバアサガオ(ヒルガオ科)[円葉朝顔]

名は、他のアサガオ類と比べて葉が円いことからついたもの。アサガオと違って花は一日中咲いている。
江戸時代(宝永年間=1704年~1711年)に観賞用として持ち込まれた熱帯アメリカ原産の1年草。茎はつる性で下向きの長い毛が生え、野生化して日当たりのよい道端や畑に生えている。
葉は互生し、質はやや厚く、長さ3-10cm、幅2.5-10cmの卵円形で分裂せず全縁、先は短くとがるかまたは尾状にとがり、基部は心形、両面とも無毛または表面に短毛があってざらつく。葉柄は長さ2-10cmで短い伏毛が生える。
葉腋から1-2個の長い枝を出し、先に4-8個の花を散形状につけ、花柄の基部に長さ3-5mmの線形の苞葉がある。花冠は直径4-7cm、幅5-7cmの漏斗形でアサガオよりやや小さく、花の色は赤、紫、青、白と変化に富む。萼は肉厚な長さ約1cmの鐘形で基部近くまで深く5裂し、裂片の長さは幅の3倍ほど、下半部にいぼ状の突起毛が生える。
花後に花柄は基部から急に下に曲がり、果実は下向きのまま熟す。果実は扁球形の蒴果で3室、長さ5mmの種子を6個入れる。
栽培されるアサガオは葉がふつう3裂するが、まれに分裂しないものがあり、萼裂片の長さは幅の5倍ほど。果実は上または横を向く。
名前のよく似たマルバアメリカアサガオはアメリカアザガオの葉が円いものをいい、花冠の直径が3cmほどで、花後に果実が下向きにならない。
花期:7-11月
分布:帰化植物
撮影:2002.9.29 青森県八戸市

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