メリケンガヤツリ

メリケンガヤツリ(カヤツリグサ科)[米利堅蚊帳吊]

メリケンとはアメリカのことで、熱帯アメリカ原産なのでこの名がある。
低地の湿地や水辺に生える帰化植物で、高さ0.3-1mになる。繁殖力が強く、近年急速に分布を広げている。生態系被害防止外来種リスト掲載種(旧要注意種)。
太く短い根茎があり、茎は太く無毛で3稜があって叢生する。
葉は幅4-8mmの線形で、長いものは茎と同長。基部は鞘となり茎を包む。基部の2-3個の葉は葉身がほとんどなく、赤みを帯びる。
葉状の苞葉は茎の先に4-7個あり、線形で花序より長いものはときに長さ50cm以上になる。
苞葉の中央から長さ1-10cmの花序枝を5-10個出し、多数の小穂を密集した直径1-2cmの球形の分花序をつける。小穂は長さ1-1.5cm、幅3mmの扁平な長楕円形で淡緑色、10-50個の鱗片が2列につく。鱗片は長さ2mmの広卵形。雄しべは1個、柱頭は3分岐する。
果実は長さ1-1.5mmの倒卵形の痩果で3稜がある。小穂基部に関節はなく、熟すと鱗片や痩果が落ちる。
花期:6-11月
分布:帰化植物
撮影:2016.6.10 神奈川県横須賀市
メリケンガヤツリ-2
メリケンガヤツリの花序 2009.6.28 東京都杉並区


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