ミツモトソウ

ミツモトソウ(バラ科)[水元草]

名は、水の多いところに生えることから「水元」とついたもの。別名ミナモトソウ(源草)という。漢名を狼牙(ろうげ)といい、鋸歯を狼の牙にたとえたものか。ロウゲの名がつく植物は同じバラ科のクロバナロウゲがある。
山地の沢沿いなどに生え、茎は直立して枝を分け高さ5.-80cmになる多年草で、茎に開出した毛が生える。
根生葉は花時には枯れてない。下部の茎葉は有柄で上部の茎葉は無柄となる。托葉は披針形で葉柄に沿ってつくで鋸歯は深い。葉は3小葉からなる複葉で互生し、小葉は長さ3-5cmの狭卵形で先はとがる。縁に低い鋸歯があり、裏面に全体に軟毛があり、特に脈上に多い。
茎の上部に直径1.5cmほどの黄色い5弁花をまばらにつける。萼は5深裂し萼片は狭卵形で鋭くとがり、副萼は5個で狭く、花弁の下に隠れる。花弁は広倒卵形で小さく、雄しべは多数、花床は円錐形で毛がある。
果実は卵形の痩果で、不明瞭なしわがある。花柱は太くて短い。
北海道と長野県の菅平に産するエゾノミツモトソウは、1年草で小葉の先は鈍頭
花期:7-9月
分布:北・本・四・九
撮影:2014.7.28 滋賀県米原市
ミツモトソウ-2
2006.11.3 青森県蓬田村

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