ムカゴイラクサ

ムカゴイラクサ(イラクサ科)[零余子刺草]

山地の陰湿地に生える多年草で、高さ40-80cmになる。根は紡錘状に肥厚する。
同属のミヤマイラクサと同じく、茎や葉柄には触ると痛い刺毛がある。ミヤマイラクサと違い、山菜として利用されるが、ミヤマイラクサほどではない。
葉は長い柄があって互生し、長さ5-15cm、幅3-6cmの狭卵形~卵状楕円形で基部は円形~鈍形、先はとがり、縁に粗く低い同形の鋸歯がある。
下方の葉腋から円錐状に垂れ下がるように、雌花序は茎の頂部の葉腋から直立してつく。雄花の花被片は4-5個で雄しべも同数。雌花の花被片は4個で、2片は花後長さ2.5cmほどに増大し、痩果と同じ長さになり、痩果を包む。柱頭は長い線形で白色。
葉腋に直径約5mmのむかごをつけるのが特徴で、名もここからきている。痩果はゆがんだ卵円形で長さ2.5-3mm。
花期:8-9月
分布:北・本・四・九
撮影:2010.8.28 岩手県八幡平市
ムカゴイラクサのむかご
葉腋にできたむかご。 2006.8.27 青森県西目屋村

ムカゴイラクサの雌花
雌花の針状の花柱がよく目立つ。 2010.9.4 青森県八戸市

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