ムラサキニガナ

ムラサキニガナ(キク科)[紫苦菜]

名は、紫色の花をつけるニガナの意だが、ニガナの仲間ではない。
丘陵地~山地の林内に生え、高さ0.6-1.2mになる多年草。ときに2mにもなるものもある。茎は無毛で細く、中空で直立する。茎や葉を傷つける白い乳液が出る。
葉は長い柄があって互生し、茎の下部の葉は卵状楕円形で羽裂し、上部に行くにしたがって葉は小さい披針形となる。縁に浅い鋸歯があり、基部は葉柄に流れる。
茎の先で分枝して大きくて狭い円錐花序をつくり、直径1cmほどの紫色の頭花を多数下向きにつける。総苞は円柱形で長さ1-1.2cmで紫色。内片は7-8個。頭花は紫色の舌状花からなる。
果実は長さ3-3.5mmの長楕円形で黒色の痩果で細肋があり、先は嘴となる。冠毛は白色。
花柄に腺毛のあるものをケムラサキニガナといって分けることがある。
北海道には近縁種のエゾムラサキニガナが生える。
花期:6-8月
分布:本・四・九
撮影:2016.7.1 神奈川県逗子市
ムラサキニガナ-2
花は優しい紫色。 2016.6.17 神奈川県横須賀市

ムラサキニガナ-3
上部で花序枝を出し、多数の頭花をつける。 2016.6.30 神奈川県横須賀市

ムラサキニガナ-4
花後の姿。純白の冠毛が目立つ。 2016.7.1 神奈川県逗子市

ムラサキニガナ-5
下部の葉は羽状に裂ける。 2016.6.6 神奈川県逗子市


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