ナガエコミカンソウ

ナガエコミカンソウ(コミカンソウ科)[長柄小蜜柑草]

アフリカ~インド洋のマスカリン諸島の原産と考えられている帰化植物。1987年に神奈川県で見出され、熱帯アフリカ産のキダチコミカンソウとして報告されたが、のちに別種であることがわかり、ナガエコミカンソウと名付けられた。別名ブラジルコミカンソウという。
1年生草本であるが暖地では茎が木質化する。道端や空き地に生え、茎はしばしば紫色を帯びて直立し、節々から水平に横枝を出しながら高さ0.5-1mになる。全体無毛。
枝が出る節の葉は鱗片状になる。枝は長さ5-25cmで、一見すると羽状複葉に見えるが、葉は枝に2列に並び、1枝当たり9-35個の普通葉が互生する。葉は長さ0.8-2.5cm、幅0.5-1.3cmの広卵形で無毛、先は鈍頭またはややとがり全縁。裏面は白っぽい。葉はコミカンソウと異なり、就眠運動は下側に折りたたまれる。托葉は狭3角形で離生する。
雌雄同株で、葉腋から5mmほどの花柄の先に直径2mmで淡黄色の雌花または雄花をつける。雄花は葉の下につき花被片は5個、雄しべは4-5個、雌花は葉の上につき花被片は5-6個、花柱は3個。
果実は長さ4-8mmの柄がある直径2mmの扁球形の蒴果で淡黄色に熟す。表面は平滑で、種子の背面にしわがなく多数の小突起がある。
在来のコミカンソウと似ているが、コミカンソウは果柄がごく短く枝に直接ついているように見えるのに対し、ナガエコミカンソウは果柄が長いので葉の上に乗る形になる。
花期:6-1月
分布:帰化植物
撮影:2015.9.2 横浜市南区
ナガエコミカンソウの雄花と果実
ナガエコミカンソウの雄花と果実。果実は葉の上に乗る。

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