ナギナタコウジュ

ナギナタコウジュ(シソ科)[薙刀香薷]

反り返った花穂を薙刀に見立ててこの名がある。コウジュは、中国産の薬草で、葉などの姿が似ていることから。道端や山地の日当たりのよいところに生え、高さは30-60cmになる1年草。造成地や人家の庭にもよく出てくる。北海道では畑地の害草となっているという。花穂はやや反り返り、片側だけに花をつける。全体にシソとハッカを合わせたような独特の香りがあるが、そのままでは強烈すぎて悪臭と感じる人が多いと思う。しかし、これを「いい匂い」だと感じる人もある。民間薬としては昔から貴重な薬草として重宝され、解熱、利尿、腹痛、口臭除去などさまざまな薬効がある。関東以西には、葉の幅がやや広くて短く、花穂がやや太いフトボナギナタコウジュもまれに分布する。
花期:9-10月
分布:北・本・四・九
撮影:1998.9.20 青森県八戸市


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