ニガナ

ニガナ(キク科)[苦菜]

葉や茎を切ると苦みのある乳液が出ることからこの名がある。キク科の植物には、同じように傷をつけると苦みのある乳液を出すものが多いが、これはそれをそのまま名前にしたもの。それほど昔から親しまれてきたのだろう。「菜」とつくくらいなので、当然ゆでて食べることができる。
日当たりのよい山野の草地に普通に生える多年草で、茎は細長くはわずに直立し、高さは20-50cmになる。単為生殖をするという。
葉は互生し質が薄く無毛。根生葉は開花時にもあり、長い柄があり、長さ3-10cm、幅0.5-3cmの広披針形~倒卵状長楕円形で、縁に不規則な鋸歯があり、羽状に切れ込むものと切れ込みのないものがある。茎葉はやや短く、基部は耳状になって茎を抱く。
茎の先で多数分枝し、集散花序に黄色の頭花をつける。頭花は直径1.5cmほどで舌状花のみからなる。舌状花は5個が普通だが、6-7個のものも多い。総苞は長さ7-9mmの円筒形。外片は小さく、鱗片状。
果実は長さ3-3.5mmの紡錘形の痩果で10肋があり、先は細長い嘴になる。冠毛は汚白色。
舌状花が白いものをシロニガナ、舌状花が8-11個あるものをハナニガナといい、ハナニガナの白色のものをシロバナニガナという。
花期:5-7月
分布:日本全土
撮影:2006.7.8 秋田県大館市
ニガナ-2
2016.5.16 神奈川県逗子市

ニガナ-3
2017.5.11 神奈川県横須賀市

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