ニシキギ

ニシキギ(ニシキギ科)[錦木]

名は秋の紅葉を錦にたとえたもの。
山野に多い落葉低木で、下部から多数分枝して高さ2-5mになる。若い枝に緑色で4稜があり稜上に板状のコルク質の翼が発達する。自生株はあまり翼が目立たず、栽培品には著しく発達した翼があるものが多い。樹皮は灰褐色で小枝は緑色で4稜がある。
葉は対生し、長さ3-7cm、幅1-3cmの倒卵形~広倒披針形で両面無毛、縁に鋭い細鋸歯があり、基部はくさび形で先は短く突き出て鋭くとがる。葉柄は長さ1-3mm。秋には美しく紅葉する。
本年枝の鱗芽痕から集散花序を出し、淡黄緑色の4弁花を1-7個つける。花序の柄は長さ1-3cmで花柄は3-6mm。花弁は長さ3mmの広楕円形。雄しべは4個、雌しべは1個。萼は4裂し、萼裂片は半円形で突起状の鋸歯がある。
果実は暗紅色で長さ8mmほどの狭倒卵形の蒴果で1-2個の分果に分かれる。分果は長さ5-8mmの楕円形で、熟して橙赤色の仮種皮に包まれた種子を出すのでかなり目立つ。種子は長さ3-5mm。
コマユミは稜上に板状のコルク質の翼が発達しないものをいう。
花期:5-6月
分布:北・本・四・九
撮影:2017.4.26 横浜市戸塚区
ニシキギ-2
板状の翼が発達する。 2005.6.26 岩手県松尾村

ニシキギの果実
果実。 2016.11.16 横浜市戸塚区

ニシキギの紅葉
秋に美しく紅葉する。 2017.11.2 横浜市緑区

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