ノブドウ

ノブドウ(ブドウ科)[野葡萄]

野や山に生えるつる性の木本で、葉は直径4-12cmの円形で3-5裂する。夏に咲く花は淡緑色で小さいので目を留める人は少ない。しかし9-10月には色とりどりの果実を多数つけ、いや応なしに目立ってしまう。その実は、毒ではないものの味がまずく、またほとんどの実に蜂や蝿の幼虫が寄生しているので食用にはならない。色は緑、青、紫、青紫、赤紫、白など多彩で、一つの植物でこれほど多くの色の実をつけるものはほかには見当たらないと思う。これを美しいと感じるか毒々しいと感じるかは人さまざまだろう。俗にメクラブドウといい、宮沢賢治はこれを題材として童話「めくらぶどうと虹」を書いている。葉の切れ込みの深い品種をキレハノブドウという。
花期:7-8月
分布:日本全土
撮影:2009.9.20 秋田県大館市

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