ノダケ

ノダケ(セリ科)[野竹]

山野の林縁や草地に生え、上部で枝を分けて高さ0.6-1.5mになる多年草。葉は長楕円形~長卵形の3小葉からなる羽状複葉で3深裂~全裂し、裂片の基部は翼となって軸に流れる。茎の上部の葉は退化し葉柄が袋状になって膨らむ。枝先に複散形花序を出し、暗紫色の小花を多数つける。白色の花をつけるのが普通であるセリ科の花の中で暗紫色であることで区別は容易。ただし、まれに白色や緑白色の花をつけるものもある。果実は扁平な楕円形でカレー粉のような香りがある。根を乾燥させたものは漢方で前胡[ぜんこ]といい、解熱・発汗などの作用がある。なお、分布について、多くの図鑑で本州は関東以西とされているが、実際は青森県まで東北地方の全ての県で自生しており、「関東以西」とするのは明らかな誤り。
花期:9-11月
分布:本・四・九
撮影:2006.9.15 東京都八王子市
ノダケ-2


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