オキナグサ

オキナグサ(キンポウゲ科)[翁草]

名は、果実の長く白い毛を翁の白髪に見立てたもの。
アズマギクが群生するような山野の明るい草地に生える多年草で、全体に軟らかくて白い毛で覆われている。
花は釣鐘形で下向きにうつむいて咲く。高さは15cmほどだが、花後はぐんぐん花茎を伸ばし、果期には40cmにもなる。
昔はあちこちに生えていたのだというが、茅原の減少と盗掘によって、今では絶滅が心配されるほど珍しいものになってしまった。宮沢賢治は「おきなぐさ」という童話の中で、この花のことを親しみを込めて「うずのしゅげ」とよんでいる。岩手の方言らしいが、今でもそうよぶ地方があるのだろうか。絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
花期:4-5月
分布:本・四・九
撮影:2005.5.29 岩手県北部
オキナグサの果実
果期のオキナグサ 2004.5.9 宮城県中部

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