オニドコロの雌花序

オニドコロ(ヤモノイモ科)[鬼野老]

別名トコロ。山野に普通に生えるつる性の多年草で、葉は互生し、円心形~3角状心形で先は長くとがる。雌雄異株で、雌花序は葉腋から垂れ下がり、雄花序は立ち上がる。花は淡黄緑色で平開する。ヤマノイモは葉が3角状披針形で対生し、花は平開しない。オニドコロの根茎は、どの図鑑を見ても苦くて食用にはならないと書いてあるが、それは日本全国を見渡して書かれたものではない。青森県では朝市や産直にも並ぶ嗜好品の一つである(おそらく北東北各県でも)。アクを抜いても確かにひどく苦いが、好んで食べる人も少なくない。「胃薬になる」とか「便秘に効く」という話も聞いたことがある。かつては救荒食として重要だったようで、その名残かもしれない。
花期:7-9月
分布:日本全土
撮影:2010.8.22 岩手県陸前高田市
オニドコロの雄花序
オニドコロの雄花序 2001.9.20 埼玉県日高市

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