オオアレチノギク

オオアレチノギク(キク科)[大荒れ地野菊]

南アメリカ原産の2年草で大正時代に渡来して全国に広り、空き地や畑など隙間があればどこでも生える。関東地方以西で勢いがよく、北海道や本州北部ではあまり見かけない。種小名sumatrensisはインドネシアのスマトラ島のことで、大航海時代に世界中に広がったことによる。茎は開出毛があり、灰緑色を帯びて直立して高さ1-2mに達する。根生葉は倒披針形、茎葉は狭披針形で両面に密に短毛が生える。葉腋に短枝が伸びて葉をつける。茎の上部で分枝してヒメムカシヨモギよりも狭い円錐状の花序を出し、長さ5mm程度のとっくり形(下膨れ)の頭花を多数つける。舌状花は花柱より短く、外から確認できない。ヒメムカシヨモギとよく混生しているが、ヒメムカシヨモギは白色の舌状花が総苞の外に出て、はっきりと肉眼で確認できる。また花序が本種より広く、全草が黄緑色。見かけることが少なくなったアレチノギクは、主茎は高さ30-50cm止まりで横枝が花序より高く伸びるのが特徴。総苞の長さは6mmほどあり、オオアレチノギクより少し大きい。
花期:7-10月
分布:帰化植物
撮影:2015.8.21 横浜市中区

ヒメムカシヨモギに戻る アレチノギクに戻る


検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。