オオアワダチソウ

オオアワダチソウ(キク科)[大泡立草]

泡立草(アキノキリンソウのこと)に似ていて、大型であることからこの名がある。異説として頭花がセイタカアワダチソウより大きいからとも。
北アメリカ原産の多年草。明治時代中期に観賞用として輸入され植栽されていたものが野に逃げ出して広がった。生態系被害防止外来種で重点対策外来種とされ、長く地下茎をはわせて殖えるが、セイタカアワダチソウのような大群落をつくることはない。
やや湿り気のある原野や道端、空き地など生え、茎は直立して高さ0.5-1.8mになり、花序に微毛があるほかは早く脱落して無毛、白色を帯びる。
葉はやや密に互生し、長さ10-15cm、幅1.5-2cmの線状長楕円形で上半部に明瞭な鋸歯があり、基部は細まって短い柄に続く。3脈があり両面とも無毛でざらつかない。
夏~秋にかけて茎の上部にややまばらな円錐花序を出し、花序の枝の上側に偏って多数の頭花がつく。花序の最上部は直立せずに横にうなだれ、セイタカアワダチソウのような3角形状にならない。頭花は直径6-8mmで筒状花と舌状花からなる。総苞は長さ4-5mmの円筒形。総苞片は披針形~線状披針形。筒状花は黄色で6-9個、舌状花も黄色で9-14個、長さ3-3.5mmで舌状部はやや幅が広い。雌しべは筒部からわずかに抜け出る。
痩果は稜のある円柱形で微細毛がある。冠毛は長さ約3.5mm。
セイタカアワダチソウは、花序の先端が曲がらず、きれいな円錐花序となるので区別できる。また花期も10-11月で、オオアワダチソウと重ならないので普通は間違えることはないが、ときに11月に咲く遅咲きのオオアワダチソウもあるので花期だけでは判断できない。
花期:7-9月
分布:帰化植物
撮影:2010.8.28 岩手県八幡平市
オオアワダチソウ-2
花序の先端部は横に寝る。 2010.9.12 青森県八戸市

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