オオジシバリ

オオジシバリ(キク科)[大地縛り]

名はイワニガナ(別名ジシバリ)に似て全体に大きいことから。 別名ツルニガナという。
道端や田のあぜなど、日当たりのよいところに普通に生える多年草で、高さ10-30cmになる。ところによってはイワニガナより多く見られ、より肥沃で湿ったところに生える。崩壊地には生えない。
茎は細く、浅い地中または地上をはって伸び、節から葉を出して群生する。茎や葉を切ると白く苦い乳液を出す。
葉は軟らかく白緑色。長い柄も含めて長さ6-20cm、幅1.5-3cmの倒披針形~へら状楕円形でときに長さ30cmになり、葉の下部はしばしば不規則に浅く切れ込む。
花茎は1-3回分枝して先に直径2.5-3cmの黄色の頭花を1-5個つける。頭花は15-30個の舌状花のみからなる。総苞は長さ1-1.3cmの円柱形で、内片は8個、外片は短く内片の1/3以下。
痩果は長さ7-8mmで10翼があり、先は細長い嘴となる。冠毛は7mmほどで白い。
よく似たイワニガナは、オオジシバリと同じ環境のほか、石垣や石段の隙間など乾いた環境も好み、葉は卵円形で頭花は直径2-2.5cmとやや小さい。ただし、花だけで見分けるのは困難で、同定するには必ず葉を見なければならない。
花期:4-5月
分布:日本全土
撮影:2017.4.26 横浜市戸塚区   
オオジシバリ-2
葉はへら状の長い楕円形。 2015.4.22 横浜市中区

オオジシバリ-3
イワニガナより普通に見られる。 2016.4.19 横浜市中区

オオジシバリの葉
葉の下部はしばしば切れ込む。 2019.5.13 横浜市金沢区

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