オオクグ

オオクグ(カヤツリグサ科)[大莎草]

河口や海岸の湿地に生え、有花茎は高さ40-70cmになるややまれな多年草。準絶滅危惧(NT)。
シオクグやコウボウシバに似るが、より大きく太くなり、雌小穂が2-4個つく。
太い横にはう根茎があり群生する。基部の葉鞘は葉身がなく、濃赤褐色の部分があり、少し糸網がつく。葉は幅0.5-1cmで裏面は緑白色。
上方の小穂2-3個は雄性で長さ2-4cm、黒褐色を帯びる。下方の2-4個の小穂は雌性で長さ3-6cmの円柱形、苞は葉身が長く、上方のものは無柄、最下のものは端柄がある。果胞はコルク質で硬く、長さ6-8mmの長楕円形で細脈があって無毛、柱頭は3岐、嘴は太く短い。雌鱗片は果胞より短く、上方の縁は暗紫色で短い芒がある。
痩果は楕円形で頂部は湾曲した嘴状になる。
シオクグやコウボウシバは、葉の幅は4mm以下と狭く、雌小穂は1-2個で長さ1-3cm。
果期:5-7月
分布:北・本・九
撮影:2011.5.22 青森県東部


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