オオタチツボスミレ

オオタチツボスミレ(スミレ科)[大立壺菫]

タチツボスミレに似て、より大きいでこの名がある。
湿り気の多い低地~山地の林下や草地に生える多年草。本州では主に日本海側の多雪地で見られ、地下茎は太く木質化し、長く横にはって群生する。
タチツボスミレより大型で、茎は数本が叢生して斜めに伸び、高さ5-20cm、果期にはさらに伸びて30-40cmになる。
根生葉はロゼット状で越冬し、花期にも残る。茎葉は柄があって互生し、明るい緑色で軟らかく、長さ幅とも3-6cmのほぼ円形で基部は心形、縁に低く細かい鋸歯があって多少波打ち、表面は葉脈のへこみが目立つ。托葉は櫛の歯状にやや深く裂ける。
花時から地上茎が目立ち、地上茎の途中から花柄を出して直径2-2.5cmの淡紫色の花をつける。萼片は披針形。花弁は長さ1.5-1.8cmで5個、側弁基部は無毛。唇弁に紫色で網の目状の筋があり、距はやや太く長さ6-8mmで白色~白緑色。果実は蒴果。
白花品はシロバナオオタチツボスミレという。
タチツボスミレと似ているが、タチツボスミレは距は紫色。托葉の裂け方は深い。
花期:4-6月
分布:北・本・四(徳島県)・九(北部)
撮影:2008.5.10 青森県むつ市

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