オヤマボクチ

オヤマボクチ(キク科)[御山火口]

日当たりのよい草地に生え、高さ1-1.2mになる多年草。
名は、この草が御山(山の尊称。あるいは茅を刈るための山のこと。)に生え、葉の綿毛を、火打石で出した火を移す火口〈ほくち〉として用いたことによる。
葉は長さ15-35cmの卵形長楕円形で基部は心形。根生葉は大きく、上部のものほど小さくなる。裏面に白い綿毛が密生する。
枝先に直径3.5-5cmの全て筒状花かならる暗紫色の頭花をつける。
若い葉はヨモギの代用として、あるいはヨモギと混ぜて草餅に入れる。また葉の繊維をそばのつなぎに用いる。
本州・四国・九州に生えるハバヤマボクチは、葉が矛形で基部は耳状に張り出す。
花期:8-10月
分布:北(南西部)・本(近畿以北)・四
撮影:2004.9.26 岩手県種市町
オヤマボクチ-2
2005.10.16 宮城県鳴子町

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