ルコウソウ

ルコウソウ(ヒルガオ科)[縷紅草]

縷は細い糸の意で、葉が糸状で紅色の花をつけることからこの名がある。
熱帯アメリカ原産のつる性の1年草。江戸時代の寛永年間(1624-1643年)に渡来して観賞用に栽培されたものが、西日本を中心に人家に近い道端や荒れ地で野生化している。茎は4稜があり、よく分枝して他物に左巻きに巻きつき、長さ1-4mになる。
葉はほぼ無柄で互生し、長さ5-9cmの長楕円形で中肋まで深裂し、裂片は線状。
葉腋から長い柄を出し、直径2-3cm、長さ3-4cmの漏斗形の花を上向きに1-2個つける。花冠は濃紅色、まれに白色、淡紅紫色で長い筒部があり、上部は5裂して星形に平開する。雄しべは5個で葯は白色、子房は4室で雌しべは1個、雄しべ雌しべとも花冠から突き出る。
果実は長さ約8mmの卵形の蒴果で上向きに稔る。種子は4個、長さ5-6mmで細長く、黒褐色。
マルバルコウは花冠は朱赤色で上部は星形にならず5角形状、葉は卵円形で裂けない。ルコウソウとマルバルコウの人工交配種であるモミジルコウ(ハゴロモルコウ)は、花冠は紅色で上部は裂けず5角形状、葉はルコウソウより裂片の幅が広い。
花期:8-10月
分布:帰化植物
撮影:2019.10.21 神奈川県茅ヶ崎市
ルコウソウ-2
巻きつくものがないときは地面をはい回る。 2019.10.21 神奈川県茅ヶ崎市

ルコウソウの花
花冠上部は星形。マルバルコウやモミジルコウは星形にならない。 2019.10.21 神奈川県茅ヶ崎市

ルコウソウの葉
葉は魚の骨に似る。 2019.10.21 神奈川県茅ヶ崎市

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