サワトウガラシ

サワトウガラシ(オオバコ科)[沢唐辛子]

沢に生えて果実が唐辛子に似ているのでこの名がある。湿地や沼のほとり、休耕田など生える1年草で、茎は根元で分枝して少しはってから先が立ち上がり、高さ5-20cmになる。条件のよいところでは群生することもあるが、現在では見かけることがまれになった。茎は細く腺毛があってべたつく。葉は無柄で対生し、線状披針形で先が鋭くとがる。茎の上部の葉腋に、長い花柄のある直径5-6mmの目の覚めるような青紫色~紅紫色の唇形花をつける。茎の下部の葉腋には花柄のない閉鎖花をつける。葉が卵形で全体に小型のものをマルバノサワトウガラシというが、ごくまれにしかなく、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。名前のよく似たアゼナ科(アゼトウガラシ科)のアゼトウガラシは、同じく果実が唐辛子に似ているが、花の色は淡紅紫色で葉は披針形。
花期:8-10月
分布:北(南西部)・本・四・九
撮影:2007.9.8 岩手県盛岡市

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