セッコク

セッコク(ラン科)[石斛]

名は漢名の石斛を音読した「セキコク」が転訛したもの。漢方では全草を干して消炎、強壮に用いる。沢沿いや湿度の高いところの老木の樹上や岩上に着生する常緑の多年草で、根は露出し茎は根元から多数束生して長さ5-25cmになる。葉は革質の披針形で互生し、長さは5cmほど。葉が落ちた茎の上部の節から花茎を出して白色~淡紅色の花を1-2個つける。花弁状のものが6個あるが、うち後ろの3個は萼片で、横に張り出した2個が側花弁、残り1個が卵状楕円形の唇弁で先はとがる。花は芳香がある。普通、木の上の高いところに生えているのでなかなか近寄って見ることができないランである。 下の画像は不時現象で秋に咲いていたもの。セッコクに限らず猛暑などの異常気象があった年は不時現象が起きやすいという。
花期:5-6月
分布:本・四・九
撮影:2008.5.5 神奈川県鎌倉市
セッコク(秋咲き)
秋に咲いたセッコク 2007.10.6 神奈川県鎌倉市


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