シマテンナンショウ

シマテンナンショウ(サトイモ科)[島天南星]

名は八丈島、三宅島、御蔵島に分布するのでついたものだが、なぜか神奈川県平塚市の丘陵地で見つかっている。平塚市での開花時期は2-3月。
林下や林縁に生える多年草。球茎は扁球形で上部から根を出し子球をつける。
ほぼ同大の葉が2個あり、鳥足状に9-15枚の小葉をつける。小葉は狭楕円形で縁は細かく波打ち、先は尾状に伸びて鋭くとがる。
花序柄は花時には葉柄より短い。仏炎苞は緑色でまれに帯紫色で白条は入らず、長さ15cmほどで筒部は長さ7cm、舷部は前に曲がり、中央部がやや盛り上がり、広卵形でやや尾状に伸びてとがる。付属体は無柄で鞭状、基部は白色で上部は紫色を帯びた緑色でしだいに細くなり、仏炎苞の外に長く伸び出す。雌株では付属体の基部に角状突起がある。
伊豆七島ではヘンゴ、ヘンゴダマとよんで、球茎をゆでてから搗いて団子にして食べる。
花期:1-4月
分布:伊豆七島
撮影:2019.3.12 神奈川県平塚市
シマテンナンショウ-2
仏炎苞はふつう緑色。 2019.3.12 神奈川県平塚市

シマテンナンショウ-3
鞭状の付属体は赤褐色を帯び、花外に長く伸び出す。 2019.3.12 神奈川県平塚市

シマテンナンショウの葉
葉は2個。小葉の先は尾状に伸びて鋭くとがる。 2019.3.12 神奈川県平塚市


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